最終更新日:2010/03/11

スワップポイントとは

FXで収益をあげる方法には、為替差益による収益と、二国間通貨の金利差で得る収益のふたつの方法があります。
「スワップポイント」とは後者の通貨間の金利差から収益を得る方法で、FXでは非常に人気のある中長期投資方法です。

スワップポイントに集中しているとトレーダーのなかには、為替差益を狙った反対売買をまったく行わないでスワップポイントだけで稼いでいる方もいます。

現時点では日本の政策金利は超低金利のため、どこの国の通貨を買ってもスワップポイントを受け取ることになります。基本的にスワップポイントは毎日支払われますので、FX取引を始めたばかりの方でも短い期間で収益を得る体験ができるでしょう。

スワップポイントの計算式ですが、「豪ドル/円」のレートが55円、豪ドルの金利が3.0%、日本が0.1%(2009年8月時点)で1万ドルの運用で得られる利益を計算すると、
 55円×10,000通貨×2.9%÷365日≒43.70円 となります。
FXでガッツポーズをする女性
ちなみに2008年後半までは豪ドルの金利も6.0%前後で推移していました。それから比べるとスワップの収益も金利の変動によって半分ぐらいに減少しています。
また、スワップポイントは金利だけではなく、為替レートが変動しても円で受け取るスワップポイントの値が変わります。つまり、スワップポイントは日々変動するということです。

例えば金融危機などで為替相場が大幅に動き、政策金利も引き下げられた場合は、スワップポイントも短い期間で大きく変わることもありますから注意しなければなりません。

しかしスワップポイントを利用した中長期投資は、比較的安定して収益を積みあげることができる方法であることは間違いありません。

スワップポイント中心にFX取引を行う場合は、長い目で見ると預けるFX資産も大きくなりますから、信託保全をしっかり取っているFX業者を選ぶことも忘れてはならないでしょう。

レバレッジってなに?

「レバレッジ」とは、日本語に直訳すると「てこの作用=小さな力で大きな力を生み出す」ということですが、FXでは証拠金の何倍もの取引を行えることから、FX取引自体を「レバレッジ取引」と表現する場合もあります。
FXする女性
FXはFX取引業者が指定している範囲で、レバレッジを自由に設定できます。
一例をあげますと、1ドルが100円だと仮定して、証拠金が20万円でレバレッジ5倍の取引では、運用資金は100万円あるのと同じなので1万ドル買って運用することになります。

同じ条件でレバレッジを100倍とすると、証拠金1万円で1万ドルの運用資金が購入できるわけです。

またレバレッジをかけない場合は、1円の値動きで100円の利益・損失が出ますが、レバレッジが100倍だと、同じ値動きでも1万円の利益・損失がでます。
この場合、相場が予想に反して動き1万円の損失が出て、口座に必要証拠金の1万円しか入っていなければ、証拠金はなくなってしまいます。

実際には証拠金の1万円しかなければ、ほんのちょっとの値動きで強制決済されてしまいますが、理屈としては上記のようになります。

ですからレバレッジが高いということは、少ない証拠金で多額の運用資金が買えるというより、「取引で拘束される資金が少なくて済む」と考えたほうが良いでしょう。

例えば100万円のFX準備金がある場合は、先のレバレッジが5倍で証拠金が20万円必要という例では、拘束される資金が20万円で余剰資金が80万円です。
いっぽうレバレッジ100倍では、拘束資金が1万円で余剰資金は99万円です。

FXでは、ハイレバレッジで拘束資金が少ないときほど、余剰資金という後ろ盾がなければ危険だということを覚えておいてください。